石井、相手変更にも動じず納得の完勝

 「IGF」(23日、TDCホール)

 直前の相手変更にも動じなかった。石井慧は205センチのショーン・マッコクールを打撃でけん制してから、豪快な払い腰でテイクダウンさせると、最後は左腕をがっちりアームロックに決めて完勝。大みそかのティム・シルビア戦がやや不本意な内容だっただけに、久々にスカッとした勝ち方を見せた。

 「急な試合を受けてくれてマッコークル選手には感謝している。うまく焦らずに腕を決めることができた」と納得の表情で振り返った。3・20IGF福岡大会への出場も熱望しており、オランダでの柔道武者修行を含めて果敢に仕掛け続ける。

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