ボクシングの元世界２階級王者の長谷川穂積（真正）が25日、ウィラポン・ソーチャンドラシット（タイ）との試合（56・２キロ契約10回戦、26日・神戸市立中央体育館）に向けて所属ジムで計量を行い、リミットの56・２キロで一発クリア。ウィラポンも56・１キロでパスした。

　長谷川は、バンタム級、フェザー級に続くスーパーバンタム級での３階級制覇が目標。世界前哨戦となる試合に向けて「練習でやってきたことを出したい。12月の試合よりはいい状態を作れたと思う。より完成されたボクシングになると思う」と自信を見せた。

　一方のウィラポンは実績こそあまりないが、計量では引き締まった肉体を披露。サウスポーの長谷川との対戦については「ムエタイで何度もやっている。問題ない」と意に介さなかった。