小島アラフォーの意地でIWGP奪取だ
「新日本」(29日、神戸ワールド記念ホール)
29日の神戸大会でオカダ・カズチカの持つIWGPヘビー級王座に挑戦する小島聡(42)が2日、神戸市中央区のデイリースポーツ編集局を訪れ、王座奪取への意気込みを語った。
8・11両国でのG1クライマックス最終戦でオカダと初対決し、左右のラリアートをたたき込んで快勝した小島は「とても感触が良く、自分自身に手応えを感じることができた」と、さらに自信が深まった様子。
小島はこれまで05年と10年にIWGP王座に就いている。「新日本の最高峰のベルト。このタイトルを手にすることが新日本の中心で戦っている証明であり、ファンの人たちもそういうふうに見てくれる」と話し、3年ぶり3度目の戴冠へ闘志を燃やした。
14日に43歳の誕生日を迎える。オカダは17歳年下で「自分からみれば新人類みたいな世代だが、自分にもレスラー生活22年のキャリアがある。若い者には負けられない」と腕まくり。港町・神戸での大一番に「全国のアラフォーの人たちに勇気と感動を届けるような試合をお見せしたい」と気合をみなぎらせた。