Cカーニバルで柴田が再起戦
ボクシングの「第35回チャンピオンカーニバル」の記者会見が10日、都内で行われた。来年1月17日のミニマム級王座決定戦の大平剛(花形)‐多打魔炸獅(ただ・まさし=TI山形)戦からスタートして全14階級で最強の王者とランク上位の挑戦者が熱戦を繰り広げる。
注目は3月1日・後楽園ホールでミドル級王者中川大資(帝拳)と東洋太平洋同級王者柴田明雄(ワタナベ)とのダブルタイトル戦。8月の村田諒太のデビュー戦で2回TKO負けを喫した柴田にとって、再起戦がいきなり背水の陣をかけて一戦となる。「引退も考えたが、自分には東洋太平洋のベルトが残っている。ここで負けたら終わりだと思っています」と進退を賭けることを明言した。また、ヘビー級王者藤本京太郎(角海老宝石)は4月30日に2度目の防衛戦に臨むことになったが、この日は対戦相手は発表されなかった。
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