金子、大先輩の前でベルト取り戻す
「WBA世界Sフェザー級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)
王者・内山高志(ワタナベ)に挑戦する金子大樹(横浜光)が27日、横浜市内の所属ジムで練習を公開した。試合のテレビ中継の解説を、ジムの先輩で元世界2階級制覇王者の畑山隆則氏が務めることが明らかになると、金子は興奮。畑山氏も巻いたWBA世界スーパーフェザー級のベルトを取り戻すことを決意した。
畑山氏にあこがれて、中学卒業後に横浜光ジム入りした。大先輩が解説を務めることに、金子は「光栄です。本当にやってくれるとは」と感激。「やる気になります。ジムにベルトを戻す気持ち」と、闘志をかき立てた。
この日は内山陣営も視察する中、1ラウンドの軽めのスパーリングなどでキレのいい動きを披露。約1カ月の米ロサンゼルス合宿も行い、スパーリングは150ラウンドを超えた。金子は「ともにストレート系が多いので、そこがカギになると思う。自信は100%」と、防衛7度の絶対王者撃破を宣言した。