「ノア」（３日、後楽園ホール）

　米ＷＷＥ挑戦を決意しているＫＥＮＴＡが３日、東京・池上本門寺での豆まき後、「あこがれはずっと持っているし、チャンスがあればという気持ちがあるのは事実。プロレスをやめようと思った時期があって、ＷＷＥが救ってくれた」と、長年の夢を明かした。

　１月末にはＷＷＥのトレーニングセンターがある米フロリダ州オーランドを訪問。夏までに入団とみられる。「先のことは何も分からない。（行ける）状況がきたら、また変わってくるだろうし」と慎重に言葉を選んだが、エースの強い意志にノア側は円満に送り出す方針を固めている。

　この日は完全決着ルールでマイバッハ谷口に勝利し「緑のリングに今います。それが真実です」とアピール。夢がかなう日までノアのために体を張り続けていく。