河野KO宣言 挑戦者の態度に怒り心頭
「WBA世界スーパーフライ級タイトルマッチ」(31日、大田区総合体育館)
トリプル世界戦の前日計量が30日、都内で行われた。WBA世界スーパーフライ級王者河野公平(34)=ワタナベ=は、挑戦者ノルベルト・ヒメネス(23)=ドミニカ共和国=がリンゴをかじりながら撮影に応じるという不遜な態度に怒り心頭KOを宣言した。
初防衛を目指す河野には踏んだり蹴ったりだ。リミットぎりぎりでパスしたと思われた瞬間、相手陣営のトレーナーからクレームがついて全裸になるハメに。何とかジャストの52・1キロでクリアしたが、自宅を出る際はぴったりの体重だっただけに納得がいかない。「クソッと思った」と、理不尽な要求にキレかかった。
さらに河野を挑発するかのように、ヒメネスがリンゴを右手に持ってはかりに乗って一度はオーバーするという確信犯。改めて計量し直して、リミットを200グラム下回る51・9キロでパス。ツーショット撮影にはリンゴをかじりながら応じた。「リンゴをかじった?これは自分にとってショーなんだ」と、完全に王者を見下した姿勢で会場を引き揚げた。
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