中邑V決定戦進出「棚橋、燃えるぜ」
「新日本」(15日、両国国技館)
中邑真輔がオカダ・カズチカを破り、G1クライマックスで2年連続の優勝決定戦進出を決めた。11年以来の頂点を目指し、16日に棚橋弘至と対戦する。
IWGPヘビー級王者をギブアップさせ、生き残った。レインメーカーにくる右腕にからみつき、腕ひしぎで捕獲。三角絞めに移行後、さらにうつぶせ状態できめ続けると、王者は屈辱のタップ。会場は歓声で揺れた。
左ひじの負傷で3大会を欠場。日程が幸いし、不戦敗は1試合のみで1日に復帰したが、点滴を受けるなど症状は重かった。この日も患部を保護し「あと1つだ。命を燃やそうか。イャオ!!」と観客にアピールした。バックステージでは「棚橋、燃えるぜ」と宣戦布告。昨年、あと一歩でオカダに敗れた悔しさを晴らしてみせる。