三浦が米国へ出発 WBC世界Sフェザー級挑戦者決定戦
「ボクシング・WBC世界スーパーフェザー級挑戦者決定戦」(28日、インディオ)
同級1位の三浦隆司(帝拳)が22日、成田発の航空機で米国に出発した。空港で囲み取材に応じた三浦は「すごく充実した練習ができた。調子もいいので試合が楽しみ。スパーリングも150ラウンド以上と十分にできたし、今までより動けた」と仕上がりの良さを強調した。
対戦相手で同級2位、ミゲル・ローマン(メキシコ)については「気持ちが強く、どんどん手を出してくるタイプ。下がったらやられるので、下がらせるつもりでやりたい」とペースを握らせないつもりだ。
15年11月に米ラスベガスでフランシスコ・バルガス(メキシコ)に9回TKO負けして王座を奪われた。「今回、バルガスがメイン(2度目の防衛戦)でやるので意識しないわけにはいかない。まだまだ強いところを見せたい。絶対に負けられない」と、“ボンバーレフト”をさく裂させ、挑戦権を奪いに行く。