日本ウエルター級2位・垂水が藤中との激闘制すも「タイトルを口にするのも恥ずかしい」
「ボクシング・8回戦」(5日、後楽園ホール)
日本ウエルター級2位の垂水稔朗(25)=協栄=が3-0の判定で同級14位の藤中周作(32)=金子=を破り、日本王座へ前進した。積極的に前に出る藤中と接近戦で終始激しく打ち合ったが、パンチの正確さで上回り、最大2点差で勝利をものにした。
苦戦に試合後は、「このレベルじゃ、タイトルを口にするのも恥ずかしい。藤中さんが研究されてて、対応が上手かった。自分のボクシングをやらせてもらえなかった」と反省。激闘を「やらされました。接近戦はできないわけじゃないですけど、巻き込まれました」と振り返った。
今後は日本王座の挑戦者決定戦などの大一番が予想されるが、同級王者の矢田良太(グリーンツダ)、同級1位の永野祐樹(帝拳)、クドゥラ金子(本多)ら上位ランカーの名を挙げ、「総合的に一つ一つ足りていない。誰とやっても今の実力じゃ勝てない。そのレベルまで持って行くことが自分にできること」と控えめなコメントに終始。これにジムの金平桂一郎会長は「あれが強い、これが強いと言ってもしょうがない。どうやってチャンピオンを攻略できるかを考えないと。挑戦者なんだから上を見ないといけない」とハッパをかけた。
関連ニュース
編集者のオススメ記事
ファイト最新ニュース
もっとみる井上尚弥、12月対戦計画フェザー級王者が相手蹴る蛮行も 大橋会長「かみ合うんじゃないか」「武居がローキックのカット指導する」
力石政法、初の世界戦決定で決意「負けたらやめる」「チャンス一度きり 」27勝全てKOの豪腕と大一番「対策100個ある」
武居由樹、井上尚弥不在で初メインに発奮「横浜を任せてくれと燃えてる」 5・28横浜で仕切り直しV2戦「バチッとぶっ倒す」
亀田和毅の挑戦受ける王者レオ「井上選手フェザーに上げるなら標的に入る」と尚弥戦も見据える
亀田和毅が流ちょうなスペイン語を披露「準備をして、良い試合にしようや」とセルフ通訳 王者レオとの健闘誓う
亀田興毅ファウンダー明かす 和毅VSレオ戦は100万ドル超えビッグマッチ?「ファイトマネーだけでも億超えてますからね」
亀田和毅、5月に世界王座へ挑戦
武居由樹、仕切り直し防衛戦へ