中村優作、判定勝ちも前歯2本折られ大ショック「困るわ…すごいお金かかる」
「RIZIN.16」(2日、神戸ワールド記念ホール)
第10試合・59キロ契約MMAルール(肘あり)で、中村優作(32)=チーム・アルファメール・ジャパン=が3-0の判定で、トップノイ・タイガームエタイ(26)=タイ=に競り勝った。
“絶対にスベらない浪速の拳法使い”中村はムエタイで200戦を超える実戦経験を誇るトップノイの技巧に苦戦。セコンドについたUFCファイター・石原夜叉坊の激励を受け、判定では勝利したが、その代償はあまりに大きかった。「スベっちゃいました。すいません…。しかもね…前歯折れました。ヤバイですね」と言いながらマウスピースを外すと、そこにはあるはずの前歯2本がそっくりなくなっていた。
3回にトップノイの左肘で折られた。「しかも2本ですよ。貴重なところですよ。試合には勝ったけど、勝負には負けた?そんな感じです…」とショックを隠しきれなかった。
大阪出身の中村にとって待ちに待ったRIZIN関西初開催だった。試合を終えてまず何をしたいか問われると「いや、歯を治したいですよ」と即答。「この代償は大きいわ。全然しゃべられへん」と言いながらぼやきは止まらない。「RIZINさんから保険出ないかな。いやー困るわ。すごいお金かかる」と“痛すぎる”勝利となった。
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