村田諒太 新相棒のリオ五輪銅メダリストに刺激「やられるわけにはいかない」
「ボクシング・WBA世界ミドル級タイトルマッチ」(12月23日、横浜アリーナ)
王者の村田諒太(33)=帝拳=が21日、都内の所属ジムで初防衛戦に向けた練習を公開。今週加わったスパーリングパートナー、リオデジャネイロ五輪ミドル級銅メダリストのミサエル・ロドリゲス(25)=メキシコ=に刺激を受けた。
この日は6回のミット打ちなどで汗を流した村田。前日に3回のスパーリングを行ったロドリゲスを「よく手数が出て動いてくれるので悪くない」と歓迎しつつ、「ただ、銅メダリストでしょ。金メダリスト(の自身)がやられるわけにはいかないと思うと意地を見せてしまう。彼の時が一番疲れたかもしれない」と対抗心を燃やしたことも明かした。
今回のパートナーは手厚い6人体制。「初めての相手にどう反応出来るかが重要。2回目になるとパターンとか分かってしまうので、昨日初めてできたのはよかった。その上で反応がよかったので、いいスパーリングができていると思う」と手応えを感じていた。
ロドリゲスは五輪の経費を捻出するために路上で募金活動を行ったという苦労人。村田を「すごく強いファイター。アグレッシブでプレッシャーのかけ方が強い」と評価し、バトラー戦を「村田が勝つと思う」と予想した。