新日本プロレスは１９日、都内で東京ドーム大会（来年１月４、５日）で行われる６大タイトル戦の調印式を行い、４日のＩＷＧＰヘビー級選手権試合で対戦する王者オカダ・カズチカとＧ１クライマックス覇者で挑戦者の飯伏幸太が意気込みを語った。

　５日には史上初の同王座と同インターコンチネンタル王座のダブルタイトル戦が組まれており、２冠を目指す飯伏は「今、一番世界ですごい、最強で最高のオカダ・カズチカを１・４で倒して、１・５で伝説を作ります」と宣言。これに５度目の防衛戦となるオカダは「ＩＷＧＰが伝説を作るためだけに必要なものに思われてしまうというか、ＩＷＧＰのベルトへの思いを聞くことができなかった」と皮肉で挑発した。

　続けて「ＩＷＧＰ王者とＧ１覇者の戦は、ＩＷＧＰとインターコンチのダブルタイトルマッチよりも上だと思っています。だからこそ、世界で一番すごい戦いを見てもらって、また次に進んでいきたいと思います。１・５のことはまだ考えず、１・４で１００出し切ります」とＩＷＧＰヘビー級王座への強いこだわりを口にした。