SANADA、股間蹴り耐えタイチ丸め込む 準決で盟友EVILと激突

 「プロレス・新日本」(2日、会場非公表=無観客試合)

 32人参加のシングル戦トーナメント「ニュージャパンカップ」の準決勝4試合が行われ、昨年準優勝のSANADAがタイチを破って3年連続の準決勝進出を決めた。

 IWGPタッグ王者の棚橋弘至、飯伏幸太組への挑戦に名乗りを上げ、さらには優勝して同ヘビー級・インターコンチネンタル2冠王者の内藤哲也への挑戦権を手にしての3冠奪取の野望を掲げるタイチを迎え撃ったSANADA。だが、反則、介入を利用しながらも1、2回戦で棚橋、飯伏を連破して勢いに乗るタイチに、タッチロープでの首絞め、場外戦などのラフ殺法で攻め込まれた。

 それでも飛龍裸絞め、マジックスクリューなどで反撃し、必殺のSkull Endで絞め上げたが、タイチの盟友で中継のゲスト解説を務めていた金丸義信に妨害される。そこからは、全日本プロレス出身のタイチが繰り出す師匠の川田利明が得意としたストレッチプラムの聖帝十字陵、ジャンボ鶴田を思わせる、「オー!」と叫んでからの岩石落とし固めなどをたたみ掛けられるピンチに陥った。

 それも耐え抜き、フランケンシュタイナーで流れを引き寄せ、月面水爆を発射しようとしたが、またも金丸が妨害。さらに、タイチの強烈な股間蹴りを受けてもん絶したが、痛みをこらえてオコーナーブリッジで丸め込んで逆転の白星を手にした。

 試合後、股間の苦痛に顔をゆがめながらもマイクを握ったSANADAは「今年のニュージャパンカップ、改めて確認できたことがありました。何よりも一番、このリング上で戦えるのが好きです。テレビの前のみなさん、シー・ユー・トゥモロー」と、視聴者にメッセージ。3日の準決勝ではロス・インゴベルナブレス・デ・ハポンの盟友EVILと対戦する。

 一方、3冠の野望を阻止されたタイチは「何やってんだ、この野郎。タイミングが悪いんだよ」などと金丸と口論したが、しばらくすると仲直り。「このトーナメントはおかしいんだよ。メンバーが入れ替わってよ、他の連中はザコやジュニアと戦って、なんでオレは変わんねえんだよ。オレだけ棚橋、飯伏か、バカ野郎」と、新型コロナウイルス感染拡大の影響によるメンバー変更を批判し、「内藤VS SANADAだ?バラバラにしてぶっ壊してやる。オレにはタッグがあったな。まずタッグ、いただくぞ」と、気持ちを切り替えた。

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