頚髄損傷の大谷に、江梨子夫人が思い「覚悟はできていたつもりですが晋二郎さんの無念さ思うと涙が」
プロレス団体「ZERO1」は14日、公式ホームページを更新し、10日の試合で救急搬送された大谷晋二郎(49)について、近況を報告した。「10日夜に緊急搬送をした後、気道確保を目的とした『ICU(集中治療室)』へ転院し、専門医による検査の結果、頚髄損傷と診断を受けました。そして昨日13日に、今後の悪化を予防する為の手術を行ないました。手術は、執刀医いわく『予定通りの処置は出来ました。順調です』と成功した事の報告を受けております」と、手術が成功したことを報告。「本日14日、次のステップとなる治療のために病院を転院致しました」と、説明した。
支援の申し出も多く届いており「病院は新型コロナウィルス感染防止の為、主治医様からご家族、ご家族から私共へご連絡を頂く形は変わりませんが、本人の意識は安定しており、医師や家族と相談しながら、治療に取り組んでいる状況と聞いております。また、全国の業界内外の方々から、大谷晋二郎選手に対する支援のお申し出を多数頂いております。現在、ご家族ご親族と関係者で協議を重ねており、最終的には、大谷本人の意向を確認した上で、来週には体制について発表できると考えています。皆様へご心配をおかけいたしますが、引き続きよろしくお願い申し上げます。」と、した。
そして、大谷の妻である江梨子夫人からのメッセージを公表した。メッセージは次のとおり。
「この度は、晋二郎さんの試合中のアクシデントでの負傷において、大会関係者の皆様はじめ、対戦相手の杉浦選手、プロレス関係者の皆様に多大なるご迷惑をおかけしている事をお詫び申し上げます。また、全国から晋二郎さんに温かいお言葉を頂戴している事に感謝申し上げます。私は、プロレスラー大谷晋二郎と結婚したのですから、今回のような状況を受け入れる覚悟はできていたつもりですが、晋二郎さんの無念さを思うと、涙が出てしまいます。しかしながら、私たちは下をむかずに、前を向いて、プロレスの力を借りながら、これからも晋二郎さんを支えてまいります。皆様の温かいご声援を糧にして、頑張ってまいります。これからも、温かく見守って頂けると幸いです。最後に晋二郎さんが守り続けてきたZERO1と選手の皆さんをこれからも応援よろしくお願い申し上げます。 大谷江梨子」