OZの8・21後楽園大会へ橋本千紘&優宇が無敵行進!山下りなは2冠王を宣言!
「プロレス・OZアカデミー」(18日、新宿FACE)
“チーム200キロ”として無敵行進の橋本千紘&優宇の第14代仙女タッグ王者組が、米山香織&関口翔の第28代デイリースポーツ女子タッグ王者組とノンタイトルながら王者対決の火花を散らせた。4チームが参加するOZアカデミー・タッグ王座次期挑戦者決定トーナメント1回戦で対戦したもので、仙女王者組がパワーで押し切って8・21後楽園ホール大会の決勝に進出した。
米山&関口は17日のPURE-J板橋大会で戴冠劇を果たしたばかりで、この日は意地のかく乱戦法で巨漢チームを引っかき回した。しかし体格とパワーの差は圧倒的で、奮戦も息切れ。最後は関口が200キロノド輪落としの合体殺法に圧殺された。
チーム200キロは加藤園子&水波綾-倉垣翼&青木いつ希戦(31日・名古屋)の勝者とV決戦。勝ち上がったチームが、9・11新宿FACE大会で松本浩代&山下りなの王者組に挑戦する。
この日は8・21後楽園ホール大会で山下の挑戦を受けて初防衛戦を行うOZ無差別級王者のAKINOが、60分三本勝負の6人タッグ戦で前哨マッチ。AKINO、加藤、水波組と松本、山下、倉垣組が激突したメインは、山下がAKINOにラリアートを浴びせて先制フォールを奪った。2本目は水波が松本を裏投げで仕留めてタイ。決勝ラウンドはAKINOが山下にスプラッシュマウンテンの態勢に持ち上げられたが、一瞬の切り返しで逆転勝利を飾った。
AKINOは「本番では史上最速で勝ってみせる。秒殺だ」と、V1防衛を予告。一方の山下は「AKINOさんの無差別級王座を取って、OZでシングルをしなきゃいけない人がたくさんいます。OZに参戦して8年。無差別級のベルト挑戦は初めてです。今が最高に強いと思っています。2冠王になります」と、熱い決意を口にした。