WBOAP王者・西田凌佑 V2戦へ計量クリア 世界ランキング上昇狙い10カ月ぶりリング

 「ボクシング・WBOアジアパシフィック・バンタム級タイトルマッチ」(9日、住吉区民センター)

 公式計量が8日、六島ジムで行われ、王者の西田凌佑(26)=六島=と同級14位のアルジュム・ペレシオ(24)=フィリピン=はともに100グラムアンダーの53・4キロで通過した。

 西田は2度目の防衛戦。昨年4月24日に沖縄コンベンションセンターで元WBC世界フライ級王者の比嘉大吾(志成)に判定勝利。デビュー4戦目でタイトルを獲得した。同年12月には住吉区民センターで大橋哲朗(真正)に判定勝ちして初防衛に成功。今回は10カ月ぶりの試合となる。

 世界ランキングはWBC15位、WBO11位、IBF10位。バンタム級では3団体統一王者の井上尚弥(大橋)が主要4団体完全制覇を狙っており、達成後には返上して各団体で王座決定戦が実施されることが考えられる。ランキング上昇を狙って今回の防衛戦に臨む。

 戦績は西田が5戦5勝(1KO)。ペレシオは12戦11勝(6KO)1敗。

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