RENAまさか 涙の一本負けで病院直行 屈辱タップに顔覆う“ツヨカワクイーン”顔面が腫れ上がる
「RIZIN LANDMARK5 in YOYOGI」(29日、代々木第一体育館)
日本の“ツヨカワクイーン”と呼ばれるRENA(SHOOTBOXING/シーザージム)が、クレア・ロペス(フランス)と対戦。3回4分21秒、膝十字固めで一本負けを喫し、仰向けになり涙を流した。
昨年7月のRIZINの女子スーパーアトム級ワールドグランプリ1回戦で眼窩底骨折のケガを負ってから9カ月ぶりの復帰戦。開始直後、ムエタイをベースに戦うロペスの右ストレートでぐらつくと、テイクダウンを取られ、拳を振り落とされた。
2回も早々にテイクダウンを取られ、パンチを落とされると、顔面は腫れ上がる苦しい展開。それでも、何とか立ち上がり持ち味の打撃で対抗し、打ち合いに持ち込んだ。
後半はボディ攻撃で挽回したものの、3回は4分を過ぎ、テイクダウンを取られると、最後はロペスが腰もうまく使いながら右膝十字固め。RENAは耐えきれず、屈辱のタップで敗戦となった。用意された担架に乗ることはなかったが、涙も浮かんだRENAは顔を覆い、ショックを隠せない様子だった。
これで、RIZIN通算13勝5敗。顔に傷を負った「RENA」はしばらく動けず、足を引きずり退場。経験豊富な33歳のベテランに完敗だった。試合後は病院に直行となり、インタビューは行われなかった。