井上尚弥 4団体統一後の標的、ネリ、カシメロに「面白い。体格的に気にならない」と撃破自信 フェザー転向は「あと2、3年待って」
ボクシングのWBC・WBO世界スーパーバンタム級王者の井上尚弥(大橋)が1日、都内のWOWOW辰巳放送センターを訪れ、今月4日放送の「エキサイトマッチSP」の収録に臨んだ。
7月25日、8回TKO勝利でベルトを奪取したフルトン戦を映像を見ながら振り返る番組。6回終了後の心境について「(フルトンは)ちょっと消耗したなと、引くのではなくプレスをかけていこうと。ちょっと粗さも出てきて失速しているんじゃないかと」と話し、8回にダウンを奪ったシーンについては「気持ちよかった」と振り返った。
8月30日のチャンピオンベルト贈呈式ではリング場でWBAスーパー、IBF同級王者のマーロン・タパレスと交渉中であることを明かした井上。収録に出席した父・真吾トレーナーは年内のタパレスとの4団体統一戦実現を司会者から問われ「そうですね。是非」と前向きに話した。
収録内では、ほかにもルイス・ネリやジョンリール・カシメロら強い選手がいることを問われと「みんなバンタム級上がりで面白い。体格的にも気にならない」と自信を秘めて答えた。スーパーバンタム級で4団体統一、その後の挑戦者を退けた後についてフェザー級転向については「あと2、3年待ってほしいです」と、目指している思いを明かした。