辻陽太がフィンレーのグローバル王座に挑戦「彼だけが小賢しいプロレスをしている。ベルトをこれ以上汚すな」
「プロレス・新日本」(1月4日、東京ドーム)
来年1月4日の「レッスルキングダム19」と、同5日の「レッスルダイナスティ」の記者会見が6日、都内のテレビ朝日で開かれ、辻陽太(31)が1・4でIWGPグローバル王者のデビッド・フィンレー(31)に挑戦することになった。
辻はG1クライマックスの公式戦と決勝トーナメントでフィンレーに連勝しており、「ベルトをかけて戦おうと言ってくれたフィンレー選手に感謝します」としつつ「ただ俺が気になるのは、ウォードッグスでは乱入を使ったり武器を使ったり、彼一人だけが小ざかしいプロレスをしている」と指摘。「彼は新日本を代表する一人のメインイベンターでありトップレスラー。スピード、技、パワー、全てを正々堂々とぶつけるプロレスが彼とできたらいいなと思ってます」と釘を刺した。
フィンレーは「俺は素晴らしいレスラーで、天才で、ベルトが目の前にあり、強さを証明してきた男だ。夢を生きてきたと思っている。敵をなぎ倒し全てを手に入れたと思ってる」と自画自賛。
「君みたいな男のリベンジを受ける寛大さがどこから来てるか分かるだろうか?ユニットの強いリーダーであると同時に、敵ユニットや味方から銃口を向けられてるかもしれない焦燥感からだ。タイトル戦をすることで、より以上に強さを証明しなければいけない。ベストレスラーであるためには戦い続ける。憎悪の中から全ては生まれると思っている」と、独自の論理を振りかざした。
辻は「グローバルというベルトはインターコンチネンタルの代わりにできたベルトだと思っている。IWGP世界ヘビー級のベルトがトップだと思っています。4月に内藤(哲也)さんに(IWGP世界ヘビー級選手権試合で)負け、8月のG1決勝でザック(・セイバーJr.)に負け、現状、俺にIWGPに挑戦する資格はない。フィンレーからかけて戦おうと言っていただけたんで、その覚悟に自分も覚悟を持って精いっぱい答えるつもり」と意気込み、「白いベルトを彼にこれ以上汚さないでほしいと思っているし、このベルトを俺のやりたいことをかなえる一歩にしたいと思っている」と、グローバル王座を浄化することを宣言した。
フィンレーは「父(往年の名選手デーブ・フィンレー)に言われたことがある。『何をやっても勝て』。チャンピオンとしてリングを降りるためなら、昨年同様、どんな手を使ってでも勝ちを得る。必要ならどこでも破壊する」と手段を選ばず防衛することを通告。写真撮影では立てた中指で辻のほおを突っつき、肘で胸を突いて退場した。
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