青木真也、会場ヤジに激高「上がってこいよ、この野郎」ONE“有終”一本勝ちで男泣きも瞬時にブチギレ「演者に何言ってもいいと思ってる」
「ONE」(23日、さいたまスーパーアリーナ)
MMAライト級マッチが行われ、元ONE王者の青木真也(41)は、エドゥアルド・フォラヤン(フィリピン)に1回53秒、相手に跳びついての腕ひしぎ十字固めで一本勝ちした。試合後はリング上にグローブを置いて男泣き。これをONEラストマッチと位置づけていたが、「フォラヤンがいたから頑張ってこられた」と感慨を込め、「関係各所に断りを入れてから正式に発表したい」とMMA引退も示唆した。
勝ち名乗りを受けると、男泣きしながらリング上でインタビューに応じ「チャトリ(CEO)にも感謝してます。DREAMがなくなってから拾ってもらって」と感動的に話していたが、会場からヤジが聞こえると一瞬で豹変し“らしさ”全開で激高。マイクをオンにしたまま、「うるせえな、この野郎。(リングに)上がって来い、この野郎。人がしゃべってんだよ。上がってこい、この野郎」と怒りを込めた。
試合後の会見で激高の真意を聞かれると、「ああいう奴らって、結局上がって来いって言っても上がれないんですよ。ネットもそう。だから演者に対して何を言ってもいいと思ってるんですよ。だから、そこが舐めてると思うんですよ。(普通は)言ったらやられるから。舐めんじゃねえよっていうのはあります。マスコミの方々も含めて、殺しに来たら殺しますよ、っていう気持ちですよね」と、人間対人間という真剣勝負論を繰り広げた。
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