若松佑弥、殊勲星でONE世界王座を戴冠「ONEのフライ級は世界一」 チャトリCEOも太鼓判「他団体でも簡単に勝てる」
「ONE」(23日、さいたまスーパーアリーナ)
ONEフライ級MMA世界王座決定戦が行われ、元パンクラス・フライ級トーナメント王者の若松佑弥(30)が、元王者アドリアーノ・モラエス(36)=ブラジル=に1回3分39秒、バックからのグラウンドパンチでTKO勝ちした。回転力のある左右のフックなどのコンビネーションで王者をぐらつかせると、後ろ向きになった相手をパウンドで追撃。レフェリーが止めて、歓喜のベルト奪取となった。
殊勲星に会場は大盛り上がりとなった。22年の同カードでは敗れていた若松は雪辱を果たし、「3年前の弱い自分を打ち砕き、弱い自分をぶちのめすことだけに集中してやるべきことをやった。相手じゃなく、本当の敵は自分。そこに注目してずっとやっていた」と汗を拭った。
ONEのチャトリCEOは「若松は素晴らしい。フライ級で世界のナンバーワンだ。他の団体でも簡単に勝てる」と太鼓判。若松は「ONEが世界一なのは、武士道を重んじているし、自制心、尊敬の念を大事にしているから。僕はサムライスピリットを体現して生きているので、それが日本人の一番強い面。そこに自分は気づいている。ONEのフライ級は世界一と間違いなく僕は言える」と胸を張った。
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