「自分への挑戦」39歳清水聡が1年8カ月ぶり再起戦へ計量パス ロンドン五輪メダリスト、久々減量もバッチリ「今までで一番いい」
「ボクシング・10回戦」(25日、後楽園ホール)
メインイベントのフェザー級10回戦の前日計量が24日、都内で行われた。12年ロンドン五輪銅メダリストで、元東洋太平洋&WBOアジア・パシフィック王者の清水聡(39)=大橋=と、WBA世界同級10位の阿部麗也(31)=KG大和=はともにリミットを100グラム下回る57・0キロで一発クリアした。
清水は23年7月、WBO世界フェザー級タイトルマッチでロベイシ・ラミレス(キューバ)にTKO負けを喫して以来、1年8カ月ぶりの再起戦となる。減量も久々だったが、「早めに始めたのでスムーズに落ちてよかった。今までで一番いい減量だった」とコンディションに手応えを示し、勝機について「自分のベストの動きをすることが一番」と強調した。
今月39歳になった中で再び立ち上がったが、「自分への挑戦なので。悔いが残らないようにやりたい」と決意表明。阿部に勝てば再び世界挑戦につながる可能性もある中、「そこは終わってからどうなるか。内容とかもあると思うので、頑張ります」と今後については白紙を強調した。
この大会はメインで日本フェザー級タイトルマッチが行われる予定だったが、王者の松本圭佑(大橋)が減量中に痙攣し、病院に搬送されたため棄権。清水と阿部の一戦がメインに繰り上げられる。
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