家で学校で公園で一度はやった!憧れた!僕らの昭和プロレス技③
子供の頃に一度はやった、憧れたプロレス技の数々。でも危ないので、Don't try this at home.(=おうちではマネしちゃだめよ)。固有名詞などの表記は当時のもの(敬称略)
公開日:2017.3.4
【ニードロップ】耳がそげた!大巨人の足が折れた!これはマジでマネしちゃいけない危険技
殺人狂キラー・コワルスキーがコーナー最上段から放ち、ユーコン・エリックの耳をそいだとされる神話的な必殺技。キラー・カーンがアンドレ・ザ・ジャイアントの足を折った一発も名高い。走り込み、高くジャンプして放つブルーザー・ブロディが名手で、キングコング・ニードロップの名称は現在、真壁刀義が使用。アントニオ猪木もコーナーからの一発を愛用した。
ニードロップ
▽主な使い手=ジプシー・ジョー、ジョン・トロス、藤波辰爾
【フライング・クロスチョップ】仮面貴族マスカラスでお馴染み!弟ドスカラスとの編隊飛行で魅せた
1971年、日本プロレスに初来日し、華麗な空中殺法で日本のプロレス界に技術革新をもたらした“悪魔仮面”“千の顔を持つ男”“仮面貴族”ミル・マスカラスの十八番。別名フライング・クロスアタック。両腕を交差させ、横に飛びながら相手のノド元に打ち付ける。実弟の“飛鳥仮面”ドス・カラスも得意としており、兄弟の編隊飛行はファンを狂喜させた。
【26】フライング・クロスチョップ
▽主な使い手=初代タイガーマスク、カネック
【ドラゴンスープレックス】マッチョ・ドラゴン藤波辰巳が師匠・猪木を初めて破った技
和名は飛龍原爆固め。藤波辰巳が78年、NYのMSGで初公開。カルロス・ホセ・エストラーダからWWWFJr.ヘビー級王座を奪い、「アイ・ネバー・ギブアップ!」の名ゼリフと共に新時代の扉を開けた。藤波の代名詞で、危険すぎて封印した時期も。85年に師アントニオ猪木から初めて3カウントを奪った技でもある。前田日明は83年、猪木との唯一の一騎打ちで放った。
ドラゴンスープレックス
▽主な使い手=武藤敬司、越中詩郎、大谷晋二郎、棚橋弘至