プロレスより面白い!?IGFに何が起こっているのか?
プロレスと総合格闘技団体・IGFが、団体創業者のアントニオ猪木の夫人、橋本田鶴子氏に接待交際費4250万円の返還訴訟を起こしました。燃える怨恨。今年に入ってからの“場外乱闘”をまとめました。
公開日:2017.6.28
そもそもIGFとは…
2007年3月8日、プロレス復興をテーマに新団体旗揚げを発表。猪木は新団体の社長となった。猪木の娘婿であるサイモン・ケリー猪木も新日本プロレス社長を辞職して新団体に合流。
6月29日、両国国技館にて旗揚げ興行「闘今BOM-BA-YE」を8,426人の観衆を集めて開催。大方の予想を覆して大成功を収めた。メインイベントでは新日本プロレスで3代目IWGPヘビー級王座を獲得して王座剥奪後も新日本にチャンピオンベルトを返却しなかったブロック・レスナーがカート・アングルと非公式な3代目IWGPヘビー級王座戦で対戦し、アングルがアンクル・ロックで勝利してベルトを獲得した。その他、ジョシュ・バーネットや小川直也らが勝利を収めた。
IGFが猪木夫人を訴える
プロレス団体のIGFは27日、都内の事務所で、IGFの創業者で元プロレスラーのアントニオ猪木参院議員(74)の夫人、橋本田鶴子氏の不当利得返還請求事件と、それにまつわる猪木議員の政治資金管理問題に関しての会見を開いた。
IGFが猪木議員の政治資金問題公表、夫人には不当利得返還請求
会見に出席したIGFの青木弘光社長(42)の説明によると、猪木夫人に対してIGFが14年2月から16年12月まで支払った接待交際費、旅費、マッサージ料金など約4250万円の返還を求める訴訟を起こし、この日に東京地裁で第1回の審理が行われたという。
IGFが猪木議員の政治資金問題公表、夫人には不当利得返還請求
また、猪木議員に、参院選当選後の13年8月以降にIGFから支払われた報酬1億750万円、退職金5500万円(14年3月の取締役辞任時)、住居家賃1400万円(16年12月まで)、社用車リース費320万円(16年2月まで)が猪木議員の資金管理団体の収支報告に記載がないこと、領収書等による精算約2380万円の中に選挙期間中の飲食として7件の領収書が発見されたことを公表。
IGFが猪木議員の政治資金問題公表、夫人には不当利得返還請求