比嘉大吾 日本新16連続KOなるか? 日本人ボクサーの連続KO記録
4月15日にWBC世界フライ級王者の比嘉大吾が2度目の防衛戦を行う。浜田剛史氏らとともに15戦連続KOの日本記録を持つ比嘉。KO勝ちすれば単独日本新となる。日本人連続KO勝ち記録上位者をまとめた。
公開日:2018.4.8
次戦は日本新記録の16連続KO防衛がかかる。「特別なチャンピオンになるためにKOを狙います」と宣言した比嘉。歴史に名を刻む歩みはまだまだ続く。
比嘉大吾 瞬殺V2 日本新!デビューから15連続KO 故郷で師匠の“リベンジ”
85年に15連続KOの日本記録を樹立した元WBC世界スーパーライト級王者の浜田剛史氏(57)は、自身に並ぶ比嘉の連続KOをテレビ解説者としてリングサイドで見届けた。
浜田剛史氏、記録並ばれ感慨「沖縄から本物出た」
「記録をつくるために試合を重ねるのではなく、強い相手と打ち合っての15連続KO。沖縄から本物が出てきた」と感慨深げだった。
浜田剛史氏、記録並ばれ感慨「沖縄から本物出た」
【1位タイ・15連続KO】牛若丸あきべぇ(渡部あきのり)元東洋太平洋ウエルター級王者
【2007年9月18日デイリースポーツ紙面より】日本ウエルター級1位の牛若丸あきべぇ(22)=協栄=が、WBA同級11位のファルカド・バキロフ(35)=ウズベキスタン=を8回2分28秒のTKOで破った。8回に2度のダウンを奪っての完勝。15試合連続KOとなり、浜田剛史氏(元WBC世界Sライト級王者)の持つ日本記録に並んだ。(中略)壮絶な打ち合い。序盤はあきべぇの気迫が空回りし再三、バキロフの左を顔面に受けた。4回には左アッパーで棒立ちとなる大ピンチ。だが強打で流れを引き戻した。7回に連打を浴びせ、8回にはボディーでダウンを奪い世界ランカーを圧倒。実力を証明した。
16連続KOがかかった日本王座戦で王者湯場忠志と対戦。1Rいきなりダウンを奪い記録更新が期待されたが、倒し返されて1RKO負け。その後はリングネームを渡部あきのりと改め、日本王座(3度防衛)と東洋太平洋王座(5度防衛)を獲得。日本記録に並んでから10年経った現在も戦い続けている。