メイウェザー騒動で思い出した タイソンのK-1&PRIDE参戦騒動
紆余曲折の末に、RIZINに参戦することになったらしいメイウェザー。でも前にもこんな話聞いたような…そうだ!タイソンだ!というワケで03年に勃発したタイソン騒動を振り返る(敬称略)
公開日:2018.11.19
曙&サップとの連戦を承諾したタイソンがまずは打倒・小泉総理に立ち上がる。東京ドームへの来場を熱望していたボクシング元統一世界ヘビー級王者のマイク・タイソンが1回戦終了後にビデオレターで登場した。
さすがのアイアンパンチも“法の壁”を突き破れなかったが「K―1グランプリを日本でファンと一緒に見たかったが、私の過去の過ち(禁固刑)で日本の総理大臣が入れてくれなかった」と入国を小泉総理に妨害されたといわんばかり。【03年12月月7日付紙面より】
04年4月には「カウント2.99」とまで言いながら「ボクシングの試合見たいから」会見ドタキャン
ボクシングの元統一世界ヘビー級チャンピオン、マイク・タイソン(37)=米国=が、米ロサンゼルスで8日(日本時間9日早朝)に行う予定だったK―1参戦会見が延期された。
会見に同席する予定だったK―1の谷川貞治イベントプロデューサーはこの日都内で、「タイソンが弁護士を通じて『10日にラスベガスで行われるWBO世界ヘビー級王座決定戦を見たい』と急に言いだしたので(世界戦2日前の会見は)延期になりました。(以下略)」【04年4月7日付紙面より】
04年4月12日 ついにK―1契約書にサイン!7・31米で初陣が決定
12日、K―1にタイソンの代理人シェリー・フィンケル氏からのFAXが入った。タイソンのサインが入った、あとはK―1側がサインするだけの契約書。K―1は2試合の優先権を保有するという。7月31日で場所は米国。ボクシング、K―1、総合格闘技をちりばめた「Dynamaite」シリーズ級のオールスター戦が予想される。(中略) K―1側では30日(日本時間5月1日)のK―1ラスベガス大会にタイソンを招き、大会前に正式な参戦会見を開く予定。【04年4月16日付け紙面より】
04年5月20日 7・31のK―1ドタキャン!「国際式ボクシングルールでしかやらない」
“ドタキャン”常習の問題児が、またやらかした。K―1と参戦契約を結びながら「国際式ボクシングルールでボクサーとの試合しかやらない」とゴリ押し。サップ、バンナ、曙らK―1トップファイターとの対戦を主張してきたK―1側はついに7・31参戦について事実上の断念を表明し、“延期”という形で長期戦に持ち込む。【04年5月21日付の紙面より】