長野3人殺傷、男を鑑定留置 7月まで、責任能力調べる
長野市のJR長野駅前の男女3人殺傷事件で、長野地検は21日、殺人容疑などで3回逮捕された同市の無職矢口雄資容疑者(46)の鑑定留置を始めた。7月11日まで。矢口容疑者は、面識のない3人を無差別に襲ったとみられ、刑事責任能力の有無を調べる。
事件は1月22日午後8時ごろ発生した。長野県警は発生4日後の26日、軽傷の40代女性会社員への殺人未遂容疑で矢口容疑者を逮捕。2月15日、重傷の30代男性会社員への同容疑で、3月8日には亡くなった会社員丸山浩由さん(49)への殺人容疑で再逮捕していた。
県警によると、矢口容疑者は黙秘を続けているという。