160cm爆羅騎、背伸び?&髪固め基準通過
2012年12月27日
この日はビン付け油でパンクロッカーばりに固めて逆立てた。さらに茨城・龍ケ崎の式秀部屋から両国国技館に向かうまで車の中で横になった。少しでも背が縮まないように、検査直前まで横になったまま待機するという涙ぐましい努力が報われた。
爆羅騎という名前のインパクトが目立つが、インターハイや国体(少年の部)で個人ベスト16の実績がある。来年1月4日に定年を迎える式秀親方(元小結大潮)から部屋を継承する小野川親方にとって初めてスカウトした新弟子。身長が伸びるストレッチなどを施して、検査をクリアするために師弟で対策を練ってきた。
しこ名もズバリ“爆羅騎”でデビューする予定だ。下の名前も「げんき」で決まっており、画数を調べて漢字をあてるという。同親方は「バラキ!ゲンキ!で響きがいい。“(西城)ヒデキ、カンゲキ”みたいで、いい語呂合わせでしょう」と喜びも隠せない。