力士選士権、稀勢の里が初優勝 照ノ富士との大関対決制す

 大相撲の第75回全日本力士選士権は3日、東京・両国国技館で行われ、幕内トーナメントは決勝で稀勢の里が照ノ富士との大関対決を寄り切りで制して、初優勝した。

 秋場所で初制覇を果たし、大会2連覇を狙った大関豪栄道は、準々決勝で御嶽海に寄り切りで敗れた。横綱陣は鶴竜が準々決勝、日馬富士は1回戦でそれぞれ姿を消した。大関琴奨菊は2回戦敗退だった。右足親指などの負傷のため、秋場所を全休した横綱白鵬は出場しなかった。

 十両トーナメントは大輝が制した。

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