阪神・糸井が宣言「フルで活躍」「日本一」沖縄合同自主トレ公開
阪神の糸井嘉男外野手(38)が9日、沖縄県の「ANA BALL PARK(浦添市民野球場)」で自主トレを公開した。“チーム糸井”の合同トレーニングには、中日・藤井淳志外野手(38)、日本ハム・西川遥輝外野手(27)、オリックス・吉田正尚外野手(26)らも参加。球界を代表する豪華な顔ぶれで、2020年の活躍を誓った。
昨季は主に3番で103試合に出場。チームトップの打率・313など勝負強い打撃で中核を担った。だが、8月9日の広島戦で、二盗を企図した時にベースで左足首付近を強打し、離脱した。その後、同箇所の腱(けん)に若干の損傷が判明。懸命なリハビリを続けたが、状態が上向かず手術に踏み切った。
左足首の状態について、昨年12月の契約更改では「98%。あと2%足りない」と話していたが、この日は午前中からハードな走り込みのメニューを消化。その後の打ち込みでも、マシン相手に3連発の柵越えを含む場外弾など、鋭い打球を連発。「まだ気にしつつですけど、状態はいいので。大丈夫、頑張ります!」と順調な回復具合を明かした。
今年は日本ハムの西川も自主トレに参加した。吉田正とともに「学ぶところしかない。プロ中のプロの技術を持っている」と、後輩からも貪欲に学ぶ姿勢を見せる。「今年は正尚+西川=でいきます」。今季が4年契約の4年目で、39歳を迎えるシーズン。走攻守全てでレベルアップを狙い、「今年はフルで活躍できるように。日本一になります。活躍します!!」と15年ぶりのリーグ優勝、35年ぶりの日本一を新年に誓った。