ジャスティンミラノ
「ダービー・G1」(26日、東京)
出走馬の立ち姿の写真と馬体診断を、デイリースポーツのホームページに掲載する大好評企画。馬を見る目に定評のある僚紙・馬サブロー調教班の吉田順一(栗東)、石堂道生(美浦)の両トラックマンが、出走を予定する各馬をS~C評価しました。週末の予想にお役立てください。
【ジャスティンミラノ S】
消耗戦で時計の速かった皐月賞で無傷の3連勝を飾ったが、その12日後には栗東坂路で15-15の調整、その2日後には14-14程度。さらにその5日後には13-13をマークと元気いっぱいだ。その後は同CWで丹念に乗り込み、1週前はしっかりと負荷をかける盤石の態勢。体の大まかなアウトラインは変わらず、前後や上下のバランスも申し分ない。
皐月賞時はA評価だったが、今回は後肢の股部分に厚みが出てトモの形がきれいになり前走以上の雰囲気。馬体、調整過程を考慮すればS評価が妥当か。つなぎの角度やクッション度からすれば、前走のような競馬の方がパフォーマンスは上がりそうだが、ポジショニング次第ではスローの上がり勝負にも対応できるのはセンスの良さ。3世代ダービー制覇へ視界は良好だ。(馬サブロー栗東・吉田順一)
〈1週前追い切り診断〉栗東CWで6F81秒6-36秒0-11秒3(強め)。2頭を大きく追走する形でスタートすると、直線は鋭く伸びてロードフォアエース(3歳2勝クラス)と併入、ジュンツバメガエシ(4歳1勝クラス)には3馬身先着した。8日にも速い時計を出しており、前走後も動きは活気十分。好調を堅持している。
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