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【２５日船橋１１Ｒ日本テレビ盃・Ｊｐｎ２】世界を股にかけて活躍するデルマソトカゲがライバルとの争いを制する
２１年大井のサルサディオーネ、２２年地元馬フィールドセンスが２年連続で金星を挙げたが、昨年はドバイワールドＣを制したウシュバテソーロが完勝。ダートグレードを複数回勝利して一時代を築いた砂上の王者が優勝馬として名を刻むのが日本テレビ盃だ。Ｊｐｎ２の格付けだが、限りなくＪｐｎ１に近い船橋競馬伝統の一戦。今年もウシュバテソーロ、デルマソトガケのワールドチャンピオン級２頭をはじめ、Ｊｐｎ１を３勝のメイショウハリオが出走。格上馬３頭の激突で興味深い一戦となった。
本命視するのはデルマソトガケ。ダート競馬世界最高峰レースの一つ、ブリーダーズＣクラシック（Ｇ１）を３歳時に２着したのは価値大。厳しい先行争いを食らいつき、３角過ぎから離されかけながらも再び伸びたレースぶりは申し分ない。ケンタッキーダービー（Ｇ１）の出遅れが響きながらも６着と見せ場を作った。他にも日本馬が上位を独占したＵＡＥダービー（Ｇ２）を完勝し、２歳時には全日本２歳優駿（Ｊｐｎ１）で若さをのぞかせながら力強く差し切っている。４歳になっての近２戦はサウジＣ（Ｇ１）５着、ドバイワールドＣ（Ｇ１）６着に終わったが、サウジでは飛行機輸送でのアクシデント、ドバイではルメールから直前に乗り代わり。能力をフルに発揮できなかった。その２レースでともに２着したウシュバテソーロとは今回２キロの斤量差。４歳だけにさらなる進化が期待でき、栗東坂路では好時計を連発。仕上がりは着実に進んでいる。１年９カ月ぶりの日本での一戦は久々の重賞制覇だ。
馬券の買い目は、ライバルであるウシュバテソーロを２着付けして頭固定の３連単。⑦→④→②⑨⑪⑬の４点。
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