1. ホーム
  2. うま屋

ディープを超えた!? 「マイ最強馬」の座を揺るがすイクイノックスの完璧なまでの強さ

続きを見る

 一頭の馬の強さを目の当たりにして、心が大きく揺さぶられたのはいつ以来だろうか。ジャパンCを圧勝したイクイノックスの走りは、それだけ衝撃的なものだった。

 ミスターシービーVSシンボリルドルフ-2年連続で出現した三冠馬の対決が競馬の原風景である筆者にとって、長らく個人的な最強馬の座はシンボリルドルフだった。安定したレースぶり、あの“ゴール時点で前に出ていたらいいんでしょ?”と言わんばかりの派手さがないゆえに伝わる強さ。競馬担当になってからも、その座を揺るがす存在はなかなか出現しなかった。

 その「マイ最強馬」の座をあっさり奪ったのが、ルドルフ以来となる無敗の三冠馬となったディープインパクトだ。異次元の飛ぶような走りには、それだけインパクトがあったし、体調さえ整っていたなら、あの凱旋門賞だって…と今でも思っている。

 それだけに(個人的に)ルドルフを超えたディープを超える馬なんて出てこないと思っていた。だが、イクイノックスの一連の走り、特にジャパンCでの完璧なまでの強さには「心のベストテン第1位」の座が揺るぎそうだ。

 イクイノックスの血統背景もエモい。ディープインパクトの全兄という良血でありながら、馬体が大きすぎたゆえに22戦3勝、重賞1勝のみに終わった父ブラックタイドから出たのがキタサンブラック。そのキタサンが父として現役世界最強馬イクイノックスを輩出した。

 好位置につけて直線で突き放すスタイルは、シンボリルドルフの競馬スタイルにキレ=瞬発力を足したようなイメージだ。3月のドバイシーマクラシックのように「逃げて差す」競馬だってできるのだから、それこそ隙がない。ディープインパクトをもってしても、つかまえることができないのではないか…そんなふうさえ思わせる。果たして有馬記念で新記録のG1・7連勝に挑むのだろうか。

 ①サイレンススズカ

 ②メジロマックイーン

 ③ウオッカ

 ④トウカイテイオー

 ⑤スペシャルウィーク

 ⑥テイエムオペラオー

 ⑦アグネスタキオン

 ⑧オグリキャップ

 ⑨エルコンドルパサー

 ⑩シンボリルドルフ

 ⑪ナリタブライアン

 ⑫キングカメハメハ

 ⑬ミスターシービー

 ⑭ディープインパクト

 ⑮エアグルーヴ

 ⑯ブエナビスタ

 ⑰ダイワスカーレット

 ⑱オルフェーヴル

 歴代の名馬が激突する2015年に製作されたJRAのCM「夢の第11レース」の出走メンバーだ。あんなふうに時代を超えた「架空の対決」を肴に、仲間と語り合うことができるのも競馬の楽しみ方のひとつである。あなたの「マイ最強馬」はどの馬ですか-。(デイリースポーツ・和田 剛)

記事をシェアする
twitter
facebook
line
hatena

関連ニュース

ニュース

 番手抜け出しで押し切ったクリスマスパレード(左)=撮影・園田高夫

NEW 2024.9.8

【紫苑S】クリスマスパレード 1分56秒6超絶レコードで重賞初制覇 結婚後初の重賞V決めた石川歓喜「内容は百点」

 「紫苑S・G2」(7日、中山) 今年の皐月賞でジャスティンミラノが樹立したコースレコードを0秒5更新。…

一覧を見る

馬体診断 - 宝塚記念

ドウデュース

宝塚記念

ベラジオオペラ

宝塚記念

ジャスティンパレス

宝塚記念

ローシャムパーク

宝塚記念

ブローザホーン

宝塚記念

ソールオリエンス

宝塚記念

ルージュエヴァイユ

宝塚記念

シュトルーヴェ

宝塚記念

ディープボンド

宝塚記念

ヒートオンビート

宝塚記念

プラダリア

宝塚記念

ヤマニンサンパ

宝塚記念

ドウデュース

ベラジオオペラ

ジャスティンパレス

ローシャムパーク

ブローザホーン

ソールオリエンス

ルージュエヴァイユ

シュトルーヴェ

ディープボンド

ヒートオンビート

プラダリア

ヤマニンサンパ

有力馬次走報

一覧を見る

今週の注目レース

開催
終了

G2 紫苑S

9/7(土) 15:45発走 3歳オープン牝 中山芝2000メートル 馬齢

本日開催

G2 セントウルS

9/8(日) 15:35発走 3歳以上オープン 中京芝1200メートル 別定

本日開催

G3 京王杯AH

9/8(日) 15:45発走 3歳以上オープン  中山芝1600メートル ハンデ

  1. 競馬新聞「馬サブロー」

的中速報

9月7日 中京10R

3連単
37,740円的中!

松浦孝司

松浦孝司

9月7日 中山5R

3連単
14,570円的中!

刀根善郎

刀根善郎