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【凱旋門賞】無念!武豊アルリファー11着 シンエンペラーは12着 英国馬ブルーストッキングがV

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 「凱旋門賞・仏G1」(6日、パリロンシャン)

 1969年のスピードシンボリ以来、延べ35頭目の参戦。数々の名馬がチャレンジし、その壁にはね返されてきた世界最高峰の一戦に今年は日本馬のシンエンペラーと、武豊騎手(55)=栗東・フリー=が騎乗する愛国馬アルリファーが出走した。アルリファーは中団外めから伸びようとしたものの11着。坂井瑠星騎手(27)=栗東・矢作=が騎乗したシンエンペラーは中団前めで運んだものの、本来の末脚を披露できずに12着に終わった。勝ったのは追加登録料を払っての参戦となった英国馬ブルーストッキングで、2着は地元フランスのアヴァンチュール、3着は愛国馬ロスアンゼルスだった。

 世界の壁は高く、そして険しかった。日本競馬ファンの期待を背負って挑んだシンエンペラーと武豊騎乗のアルリファーだったが、その夢はかなわなかった。日本調教馬としては延べ35頭目の挑戦。愛国馬の手綱を取った名手にとっては、これが自身11度目の参戦。今度こそ、と強い気持ちを胸に臨んだ大一番だったが、日本競馬界の悲願にはまたしても手が届かなかった。

 「前走は7、8割の出来だった。使って間違いなく上向いています」と矢作師が話していた通り、前走以上の状態で臨んだシンエンペラー。前日に同じ競馬場で行われたロワイヤリュー賞・G1(リリーハート11着)に参戦した武豊も「馬場状態に関してはいつものロンシャンという感じで、極端に重くはないけど、晴れていたわりにはヘビーに思いました。(当日、雨が降っても)ヨーロッパの馬なので大丈夫でしょう」と大一番を前にVへ意欲を示していた。ただ、世界の強豪や重くタフなパリロンシャンの馬場は、再び日本勢の脅威となって立ちはだかった。

 敗れはしたが、3歳馬シンエンペラーの競走馬生活はまだこれからだ。戦前、矢作師は「勝つことが日本馬が本当に強いという証明になる」と語っており、再挑戦する可能性は十分にある。日本競馬界の至宝・武豊も「こんなに勝ちたいレースはほかにはなかなかない」と公言しているように、決して諦めないはずだ。次のチャンスは必ず来る。その時こそ、重く、固く閉ざされた歴史の扉をこじあけてみせる。

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