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25年は安田記念の翌週に宝塚&“有馬締め” ファン求める魅力ある番組を

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 「JRA創立70周年記念式典」が9月30日、都内のホテルで行われ、中央競馬・馬事振興等の発展に貢献した功労者に対し、感謝状と記念品が贈呈された。

 式典では70年の軌跡をまとめたVTRを上映。シンザンやハイセイコー、ミスターシービー、シンボリルドルフ、オグリキャップ、ディープインパクト、そしてイクイノックス-。いずれも伝説と呼ばれるレースが流れて胸が熱くなった。

 式典終了後、取材に応じた社台ファームの吉田照哉代表は「日本の馬がだんだん強くなったことを実感しました。ファンの声援があって、関係者がその思いに応えて、レベルを上げていった結果だと思います」と感慨深げだった。聞けば、御年76歳。まだまだパワフルでお若いが、先に登壇された千玄室氏(茶道裏千家前家元、日本馬術連盟会長)が101歳と聞いて「本当にすごいよね。ボクもお茶を飲もうかな」と笑顔。これからも競馬界の発展に尽力していただきたい。

 また、日本騎手クラブ会長として表彰された武豊騎手は「(日本人は)みんな競馬が好きですよね。ファンの多さや熱量はすごい。こんな国はなかなかないですよ。それをつくってきたJRAはすごい。騎手として、ファンの期待に応えて、いいレースをつくっていかないといけないですね」とさらなる活躍に意欲。競馬関係者のたゆまぬ努力が多くのファンの心に響き、馬券の売り上げが好循環を生み、JRAは大きく発展した。

 改革の手綱を緩めることなく、JRAは9月23日に25年度の日程案を発表した。個人的には、宝塚記念を従来より2週繰り上げ、安田記念翌週の6月15日に実施することに目がとまった。

 私が競馬を見始めた頃の宝塚記念と言えば“天皇賞・春の覇者VS安田記念覇者”といった、ステイヤーとマイラーの王者が中距離で激突する図式で、88年のタマモクロスVSニッポーテイオーの夢対決に胸が高鳴った。

 時代は進み、03年には同年のダービー馬ネオユニヴァースの参戦が注目を集め、07年には64年ぶりとなる牝馬によるダービー制覇を果たしたウオッカが参戦。当時、谷水雄三オーナーを取材した際に「春のグランプリと言われている宝塚だが、有馬記念に比べるといまひとつ。関西の人間として、盛り上げたい気持ちがあった」と熱く語っていたことを思い出す。

 安田記念翌週の開催について、ネットでは「近年は安田→宝塚に使う馬がほぼいない」点や、「3歳馬の参戦も少ない」ことなどを指摘し、好意的な意見が多かった。加えて、猛暑や降雨などの気候的な問題もあるだけに、競馬に対するロマンは片隅に置き、私も賛成派として見守りたい。

 また、日程案では20年以来5年ぶりとなる“有馬締め”に対する反応も多かった。「やはり一年の締めは有馬がいい」「毎年、最後は有馬でいい」「有馬締めが一番しっくりくる」など、ホープフルSが定着してきた今でも待望論は根強い。もちろん、最善策を熟考されての日程案だとは思うが、多くの競馬ファンに支えられ、70周年を迎えたJRA。前に進むだけではなく、一度立ち止まってファンの声に耳を傾けることも必要ではないか。ファンが求める“ワクワク感”を大切に、今後も魅力あふれるレースを提供してほしい。(デイリースポーツ・松浦孝司)

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