1. ホーム
  2. うま屋

NEW

【有馬記念特集・思い出の有馬有終V】06年ディープインパクト ラストランも異次元の強さ 日本競馬史上最強の一頭

続きを見る

 「有馬記念・G1」(22日、中山)

 今回が現役ラストレースとなるドウデュース。有終の美を飾ることができるか注目される。当欄では、ラストランで暮れのグランプリを制し、競走馬生活を終えた名馬を振り返る。

  ◇  ◇

 手にしたG1タイトルは7つ。シンボリルドルフ以来、21年ぶりとなる無敗でクラシック3冠の偉業を成し遂げるなど、ディープインパクトは異次元の強さでターフを華麗に駆け抜けた。

 栄光の始まりは04年12月。新馬戦で2着に4馬身差をつける衝撃デビューを飾ると、翌05年の若駒Sも圧勝。その時点でクラシック戦線での活躍を予感させた。期待通りに皐月賞は2馬身半差、日本ダービーも5馬身差の完勝。さらに菊花賞では単勝支持率が史上2位の79・03%で元返しという圧倒的な支持にもしっかり応えてみせた。

 そんな連勝街道まっしぐらのディープに初めて土がついたのが、その年の有馬記念。百戦錬磨の古馬を相手に唯一の3歳馬として挑んだが、先に抜け出したハーツクライを半馬身とらえることができなかった。当日は12月25日。ディープにとって初めての敗北は“クリスマスの衝撃”として語り継がれている。

 とはいえ06年も相変わらずの強さ。春は阪神大賞典から天皇賞・春、宝塚記念と3連勝。そして凱旋門賞の失格を乗り越えてジャパンCを制すと、迎えたラストランとなる有馬記念。後方3番手から運び、4角過ぎにゴーサインが出されると外から一気に突き抜けて3馬身差の有終V。豪快なまくりで花道を飾った。

 馬体重は440キロ前後とどちらかといえば小柄な馬だったが、瞬発力に富み、爆発的な末脚を発揮できる名馬だった。武豊が「まるで空を飛んでいるよう」と表現した躍動感あふれる走りはレースごとにファンを魅了。強烈なインパクトを与えてくれたディープの栄光は、日本競馬史上最強の一頭として輝き続けている。

記事をシェアする
twitter
facebook
line
hatena

関連ニュース

ニュース

 メロディーレーン

NEW 2024.12.18

JRA最少体重勝利記録メロディーレーンが電撃引退&繁殖入り 右前脚の深屈腱付近を再度傷める

 JRA最少体重勝利記録(338キロ)を更新するなど、小柄な馬体で人気を集めたメロディーレーン(牝8…

一覧を見る

馬体診断 - 有馬記念

ドウデュース

有馬記念

アーバンシック

有馬記念

ダノンデサイル

有馬記念

ベラジオオペラ

有馬記念

ローシャムパーク

有馬記念

スタニングローズ

有馬記念

レガレイラ

有馬記念

ジャスティンパレス

有馬記念

スターズオンアース

有馬記念

プログノーシス

有馬記念

シャフリヤール

有馬記念

ブローザホーン

有馬記念

シュトルーヴェ

有馬記念

ダノンベルーガ

有馬記念

ディープボンド

有馬記念

ハヤヤッコ

有馬記念

ドウデュース

アーバンシック

ダノンデサイル

ベラジオオペラ

ローシャムパーク

スタニングローズ

レガレイラ

ジャスティンパレス

スターズオンアース

プログノーシス

シャフリヤール

ブローザホーン

シュトルーヴェ

ダノンベルーガ

ディープボンド

ハヤヤッコ

有力馬次走報

一覧を見る

  1. 競馬新聞「馬サブロー」

的中速報

12月14日 京都7R

3連単
235,720円的中!

小田ほのみ

小田ほのみ

12月14日 中京11R

3連複
101,530円的中!

村上英明

村上英明

主要ニュース