2023.12.28

競馬ギガ盛ブログ「個人的・来年のクラシック注目馬」（１２月２８日）

　こんにちは、栗東・山本ユウキです。一発逆転を狙ったホープフルＳも無残な結果に。もう競馬はしません。と言いながら、あしたの東京大賞典を買っているんでしょうね。３１日は高知、元日は名古屋。結局全部買っているはずです。

　ホープフルＳを制したのは牝馬のレガレイラでした。無傷の３連勝で阪神ＪＦを勝ったアスコリピチェーノと、牡馬を一蹴したレガレイラ。最優秀２歳牝馬の行方が分からなくなりましたね。今年からＪＲＡ賞記者投票の資格を得たので、熟考して責任ある一票を投じさせていただきます。穴党ですが、奇をてらう場ではないですからね。

　さて、阪神ＪＦはアスコリピチェーノ、朝日杯ＦＳはジャンタルマンタル、ホープフルＳはレガレイラで幕を閉じた２歳Ｇ１。来年のクラシック戦線をけん引する存在であるのは間違いないでしょう。ただ、重賞で活躍していない馬の中にも、キラリと光るダイヤの原石がたくさん。個人的に来年注目する２歳馬を挙げさせていただきます。

　牡馬はハヤテノフクノスケ（牡２歳、父ウインバリアシオン、栗東・中村）です。個性的な馬名に気を取られがちですが、なかなか味のあるレースをします。新馬戦こそ２着に敗れましたが、勝ち馬はホープフルＳ５着馬ミスタージーティー。その相手に首差なので、初戦としては十分過ぎる走りでした。

　２戦目はそこそこ速いペースを好位からジワジワ追い上げ、４角では先頭。そこからも脚色は衰えず、ラスト２Ｆを１１秒８－１１秒７の加速ラップでまとめました。びっくりです。５馬身差をつけた２着馬ショウナンガチはＰＯＧでも注目されていた素質馬。その追随を許さないスピードの持続力はＧ１でも…と思わされます。

　３歳初戦は京成杯（１月１４日・中山、芝２０００メートル）を予定。いかにも中山が合いそうなタイプなので、重賞初挑戦でも楽しみはありそう。「成長はゆっくりなタイプ」と中村師なので、菊花賞馬候補として挙げさせていただきます。当たったら誰か何かください！！