2024.02.15

競馬ギガ盛りブログ「ＹＯ-ＫＡＩ　Ｄｉｓｃｏ」（２月１５日）

　こんにちは。美浦・松浦です。今週は水曜から取材開始です（土曜までフェブラリーＳの直前情報をお届けします！）。けさは久々に斎藤誠厩舎を訪問。写真は、１０日の京都４Ｒで新馬勝ちしたヨーカイディスコです。

　シャワーを浴びた後で全体的にぺちゃっとしていますが、“妖怪”とは思えぬキリッとした顔立ち。そもそもこの馬名の由来は？担当の久保厩務員にうかがうと「アーケードゲームの楽曲らしいですよ。インパクトのある名前で面白いですよね。ボクは知らないんだけど、“妖怪ウォッチ”とは関係ないみたい」と笑っていました。

　同馬を含めて、先週はダノンレジェンド産駒が３勝を挙げる大活躍。父譲りの短距離ダート適性の高さを示しました。久保さんは「スピードがありそうな感じがしていたし、きょうだいもみんな走っていたから“面白いかも”とは思っていたけど、まさかあんなにアッサリ勝つとはね」と期待以上の内容に驚かれていました。

　まして、関東馬が京都で新馬勝ちするのは珍しいこと。長距離輸送をクリアしてのＶは価値が高い。「我が強いところがあるので、ある程度のイレ込みは覚悟していたけど、当日の雰囲気は良かったですよ。競馬でもセンスのいい走り。もう、何もかも上出来」と好発進に満足げでした。

　今後は馬の状態次第ですが、昇級戦でも楽しめそうな雰囲気。「まだまだこれからの馬ですが、牝馬にしては馬格があるし、血統的にも短距離ダートは合っている感じ。よほど知っている人じゃないとヨーカイディスコって何のことだか分からないでしょうけど、ウマ娘の効果で若い競馬ファンも増えましたし、これからもいい競馬をして、俗に言う“ヲタ”の皆さんを盛り上げたいですね」。私も久保さんとほぼ同年代のオジサンですが、彼女が新馬勝ちしたことでその存在を知りました。このご縁を機に、これからもヲタの皆さんと勝利を分かち合いたいです。