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八重樫、地獄の合宿「腹筋2千回」

 海を背に拳を突き上げる八重樫
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 海を背に拳を突き上げる八重樫

 「WBA・WBC世界ミニマム級タイトルマッチ」(6月20日、ボディメーカーコロシアム)

 WBA王者・八重樫東(大橋)が10日、前日に開始した静岡県伊東市での合宿を公開した。メニューは、統一戦発表後から師事する、WBA世界スーパーフェザー級王者・内山高志らのフィジカルトレーナーも務める土居進氏が作成した。

 1周90秒ペースで400メートル40周、短距離ダッシュ、30分間ノンストップのサンドバッグ打ち…。さらに、所属ジムの大橋会長が「ケタを間違えてると思った」と、目を丸くした腹筋運動2千回などを1日で行う。

 疲労の原因となる乳酸が発生しやすい体質を改善してのスタミナ強化、腹筋を鍛えての体幹強化などが目的。同会長は「12回判定になっても勝てる練習」と説明したが、あまりのハードさに八重樫は早くもお疲れモード。雷雨が降りだすと「今日は走れないんじゃ…」と、弱音とも取れる言葉を漏らすほどだった。

 だが、「疲れていても(サンドバッグを)しっかり打ち込める」と話すように、土居式トレの成果は出始めている。大橋会長も「計量の日には別人のような体になっている」と予告した。ジム内で映像を流すなどWBC王者・井岡一翔(井岡)対策にも着手。万全の態勢を整え、天下分け目の戦いに挑む。

(2012年5月11日)

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