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扇久保、岡嵜破り新世界王者に

 悲願の世界ベルトを巻いた扇久保博正=後楽園ホール
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 悲願の世界ベルトを巻いた扇久保博正=後楽園ホール

 「修斗」(18日、後楽園ホール)

 世界フェザー級チャンピオンシップは、世界1位・扇久保博正(25)が王者・岡嵜康悦(32)を2回3分32秒、裸絞めでタップさせて第8代王者となった。岡嵜は初防衛に失敗した。

 09年10月18日の環太平洋同級王座決定戦では岡嵜が逆転KO勝ち。岡嵜は昨年4月29日、世界王者へと駆け上がり、扇久保はその26日前にようやく環太平洋のベルトを手にしていた。

 この日の扇久保は1回からタックルでテークダウンし、上をキープ。マウント、バックマウントを奪う。2回にもテークダウンを決め、腕ひしぎ十字固め、カカト固めと矢継ぎ早に攻め込み、必死にしのぐ岡嵜からもう1度テークダウンを奪うとサイドポジションからバックマウントと移行し、裸絞めでタップを奪った。

 かつてはパラエストラ松戸の先輩・松根良太が保持していたベルトを巻いた扇久保は「修斗のベルトを取るために上京して7年目、4月には子供も生まれたんでうれしいです」と歓喜。すでに世界4位の超新星・堀口恭司が挑戦をアピールしているが「半年くらい休みたいけど、次は堀口君とやります。僕は逃げないんで大丈夫」と堂々、受けて立っていた。

(2012年5月19日)

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