巨人・ビヤヌエバ 原監督「ビヤ」命名 背番と同じ33発 打って
巨人の新外国人、クリスチャン・ビヤヌエバ内野手(27)が28日、都内のホテルで入団会見に臨んだ。昨季パドレスで20本塁打を放った中軸候補の背番号は33本塁打の期待を込め「33」に決定。自身も33発以上に意欲を見せた。原監督からあだ名を「ビヤ」と命名された新助っ人は、V奪回へ攻守で力になると意気込んだ。
端正な顔立ちの新助っ人は、巨人V奪回の使者として活躍する決意をみなぎらせた。原監督とともに登壇。「今、この場にいられることを誇りに思って、非常に興奮しています。1日でも早く慣れて、ベストを出せるように」と意気込んだ。
新生原巨人の新大砲として期待がかかる。昨季、パドレスでは110試合に出場して20本塁打、46打点。年齢も27歳と若く、まさに現役バリバリのメジャーリーガーだ。原監督も「まだまだ伸びしろがある。打撃もさることながら守備力も評価している。競争になりますが、勝ち抜いてくれると信じています」と興奮。昨季は内野全ポジションを守ったが、キャンプでは岡本とともに三塁に入り、適性を見極めていく。
背番号は44か33の候補の中、かつて長嶋終身名誉監督もつけた「33」に決定。原監督は「33本打ってほしいという願いを込めた」と期待し、ビヤヌエバも「それ以上いければうれしいね」と自信をのぞかせた。
メジャーを含め複数球団からオファーがあった中、巨人を選んだ。「巨人はヤンキースのようなチーム。そういうチームの一員になれて身の引き締まる思い」。日本球界の情報はかつて巨人に在籍していたクルーズから入手済み。「去年の優勝チームと戦ってみたいんだ」と、打倒広島へ打ちまくる覚悟だ。
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