19歳・阪口 初登板初先発で5回0封 DeNA・ラミレス監督の“秘密兵器”躍動
「阪神2-1DeNA」(3日、甲子園球場)
味わったことのない緊張感の中、19歳の新星が躍動した。プロ初登板初先発したDeNA・阪口皓亮投手が5回2安打無失点。「今までで一番良かった」とデビュー戦で自己最高の投球を見せた。
初球150キロの直球でストライクを投げ込むと、勢いに乗った。聖地のマウンドは北海高校3年の夏、当時の自己最速となる148キロを記録した舞台。「高校とプロは違うけど、どちらもいい思い出で終わった」と手応えをにじませた。
今年の春先、ラミレス監督から「甲子園で投げたことあるの?」と聞かれた。「あります。すごくいい投球ができました」と自信満々に答えたことが、この日のデビューにつながった。期待を込めていた指揮官は「それ以上の投球をしてくれた」と高評価。初勝利はお預けとなったが、明るい未来を感じさせる投球だった。
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