中日・松坂 今季初先発で粘投5回2失点
「中日3-2阪神」(16日、ナゴヤドーム)
右肩故障から復帰して今季初めて先発した中日・松坂は91球、5回2失点の粘投を見せた。「次はもっと長いイニングを投げたい」と満足しなかった。
ボールの大半が変化球だった。それでも真骨頂は見せつけた。三回は1点を奪われてさらに2死満塁、五回も2死二、三塁となってもピンチでの強さを発揮して抑えた。
今春、以前から抱えていた右肩故障と同じような状態に陥った。横浜高の後輩である柳には「俺が上がるまでに追い付かれないよう勝ち星を挙げておけよ」とハッパを掛けながら自らもリハビリに励み、1軍マウンドを手繰り寄せた。
日米通算200勝に近づきたいという目標がある。今季は出遅れたが「遠のいたというよりは、元々難しいもの。突き進むのみ」と力強く言う。
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