ヤクルト・村上 ついに出た日本選手最多56号!61打席ぶり 生みの苦しみ乗り越え最終戦で歴史的一発

 7回、村上は右越えに56号のソロを放つ(撮影・佐々木彰尚)
 7回、56号となる右越えソロを放つ村上。投手入江、捕手戸柱
 7回、56号となる右越えソロを放つ村上。投手入江、捕手戸柱
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 「ヤクルト-DeNA」(3日、神宮球場)

 球界18年ぶり、令和初の三冠王獲得が決定的なヤクルトの村上宗隆内野手が七回の第4打席で日本選手歴代最多となる56号本塁打を放った。

 七回の先頭打者で登場し、DeNA5番手の入江から、61打席ぶりとなる快音を響かせた。打った瞬間に破顔一笑し、ベンチを指さした後、両拳の握った。並んでいた1964年の王貞治氏の55本の記録を58年ぶりに更新し、NPB歴代単独2位となった。

 13日の巨人戦で王氏に並ぶ55号を放ったが、その後は苦しんだ。この試合まで今季最長の13試合、57打席ノーアーチ。それでも、2日の阪神戦を欠場し、04年の松中信彦以来18年ぶり史上8人目の三冠王が確実となった中で迎えたリーグ最終戦。歴史的な快進撃を彩る一撃を放った。

 ◇シーズン本塁打上位

(1)60本 バレンティン

(2)56本 村上宗隆

(3)55本 王貞治、ローズ、カブレラ

(6)54本 バース

(7)52本 野村克也、落合博満

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