2017夏・甲子園に届かなかったプロ注目球児たち
全国各地で行われた高校野球の地方大会は8月1日に幕を閉じ、47都道府県49代表が出揃いました。そこで今回は、甲子園出場を逃したプロ注目の球児たちを取り上げます。
公開日:2017.8.4
「高校野球大阪大会・準決勝、大阪桐蔭8-4履正社」(29日、大阪シティ信用金庫スタジアム)
プロ注目の履正社・安田「120%出し切れた。悔いはないです」
プロ注目のスラッガー、履正社・安田尚憲内野手(3年)の高校野球が終わった。センバツでも優勝を争った宿敵の大阪桐蔭に屈し、最後の夏の甲子園出場を逃した。4打数1安打1三振で打点はなし。三回1死一、二塁での左飛、七回1死一塁の中飛はいずれも外野に大飛球を打ち上げたが、フェンスを越えることはなかった。
「高校野球大阪大会・準々決勝、履正社10-0大体大浪商」(27日、南港中央球場)
履正社・安田62号 大阪桐蔭と準決勝「今なら絶対勝てる」
準々決勝4試合が行われ、履正社は今秋ドラフト1位候補の安田尚憲内野手(3年)が、高校通算62号を含む2安打3打点で4強へ導いた。準決勝では今春センバツ決勝で敗れた大阪桐蔭と激突する。今大会、打率・733、3本塁打、13打点の主砲は「今のチーム状態なら絶対勝てる」と自信を見せた。
大阪大会準決勝までに3ホームランを放ち好調でしたが、大阪桐蔭戦では4打数1安打と大きな活躍はできませんでした。「大阪桐蔭に対して120%出し切れた。悔いはないです」と笑顔で語りました。