広島は１６日、８年ぶりに復帰した黒田博樹投手の復帰後初のオリジナルグッズ発売を発表した。「一球の重みＴシャツ（２５００円）」で、１７日の午前１０時から３日間限定で通販発売される。

　１月の自主トレ公開日に「あと何年野球ができるかわからない。カープで野球をするほうが、より一球の重みが感じられると思った」と話したことを受けたもので、黒田本人が鋭いまなざしで構えたボールと、直筆でサインと「一球の重み」の文字に決意を込めたＴシャツ。

　広島は３０日、２９日・ヤクルト戦（マツダ）を７回を５安打無失点の好投で、黒田博樹投手が復帰凱旋（がいせん）勝利を挙げたことを記念した「一勝の重みＴシャツ」を発売することを発表した。７回を投げ抜き、雄たけびを上げる図柄がデザインされている。

　広島・黒田博樹投手（４１）が２３日、マツダスタジアムで行われた阪神１７回戦に先発し、７回５安打無失点の好投で今季７勝目を挙げ、日米通算２００勝を達成した。試合後にはセレモニーが行われたが、ナインが２００勝を記念したおそろいのＴシャツを着用した。

　表面には黒田の座右の銘「耐雪梅花麗」。裏面には「あの黒田さんがまさか…１イニング１０失点＠由宇」とあった。若かりしころ、２軍の由宇球場で打ち込まれたことを指しているようで、ユーモアを交えて祝福した。