ロッテの京大くんも…プロ野球戦力外2017①
来る人あれば行く人あり―。26日のドラフト会議に注目が集まる中、今年も戦力外通告の季節が来てしまった。志半ばでチームを去る選手たちを待つのは新天地か、第2の人生か。
公開日:2017.10.4
前日には梵の退団発表 05年ドラフト組が全員カープ去る
前日3日に梵英心内野手の退団が発表された。これで05年度ドラフトで入団した全選手が、カープのユニホームを脱ぐことになった。(鈴木将光、今井啓介、齊藤悠葵、相沢寿聡、梵英心、梅原伸亮、飯田宏行、中谷翼)
広島、今井、小野、多田らを戦力外 05年ドラフト組全員がユニホーム脱ぐ
さらば“G阿部キラー”阪神・高宮も…
阪神は2日、高宮和也投手(35)と来季契約を結ばないことを発表した。
高宮に戦力外通告 今季は1軍戦登板ゼロ
高宮は、ホンダ鈴鹿から05年希望枠で横浜ベイスターズに入団。10年にオリックスへ移籍し、その後13年に平野恵一(現1軍打撃コーチ)のFA移籍に伴う人的補償で阪神に移籍した。15年には52試合に登板し、防御率3・03と安定した投球でブルペンを支えた。
同年は巨人・“阿部キラー”としても輝いたが、今季は1軍戦の登板ゼロ。ウエスタンでも40試合で防御率5・19と結果を残せず、戦力外通告を受けた。
ヤクルトは飯原ら11選手に 今浪は現役引退
ヤクルトは3日、飯原誉士外野手(34)、今浪隆博内野手(33)ら11選手に戦力外通告を行ったと発表した。飯原は他球団での現役続行を目指し、今浪は引退する。
ヤクルト、11選手に戦力外通告 飯原外野手や今浪内野手ら
他には2015年にドラフト1位で入団した竹下真吾投手(26)、土肥寛昌投手(26)、ジュリアス投手(20)、徳山武陽投手(28)、中島彰吾投手(25)、星野雄大捕手(28)、榎本葵外野手(25)、原泉外野手(25)、育成選手契約の新田玄気捕手(35)に通告した。新田は故障者が続出して2軍選手が不足したため、今季途中にブルペン捕手から復帰していた。