スカウトが驚いた!注目の選手10人
夏の高校野球100回記念大会で熱戦が繰り広げられている。12日で全出場校が登場したが、創志学園の西らスカウトも驚く活躍を見せた選手も。注目の選手10人をまとめた。
公開日:2018.8.14
「1回戦、大阪桐蔭3-1作新学院」(6日) 投打でプロ注目の根尾昂内野手(3年)は、5番・遊撃でフル出場し、2安打。遊撃の守備でもスタンドを沸かせた。0-1で迎えた七回、2死。二遊間へ飛んだゴロを好捕し、クルリと回転しながら一塁へ送球。プロ顔負けのスーパープレーでアウトにした
大阪桐蔭・根尾 攻守で初戦突破に貢献「経験を生かせたかなと思います」
中日・中田アマスカウトディレクターは、根尾について「ショートとして一番、成長した。一流になれる。天性のパワー、瞬発力もある」と春からの進化を感じ取った。日本ハム・大渕スカウト部長は「ボールを見極められている。全体が見えている」とクレバーな姿勢も評価した。
大阪桐蔭・根尾、藤原にスカウト高評価
【スカウト陣絶賛】大阪桐蔭・藤原外野手
「1回戦、大阪桐蔭3-1作新学院」(6日) 大阪桐蔭・藤原恭大外野手(3年)が、貴重な適時打を放った。1点リードの八回、2死二塁。勝負強さを発揮し、右前へ転がした。さらに右翼手が後逸する間に、ダイヤモンドを一周。俊足を生かして3点目のホームを踏んだ。
大阪桐蔭・藤原「一打二進」の精神でダイヤモンドを一周
藤原に対しては、ロッテ・永野チーフスカウトが「やっぱりレベルが違う。プロでは1番で。首位打者も取れるでしょう」と最大級の賛辞を贈った。広島・苑田スカウト統括部長も「高いレベルの中に入れた時に、いろんなことを吸収して伸びていくタイプじゃないかな。ドラフト1位候補だし、即戦力」と高校生野手としては異例の高評価を与えた。
大阪桐蔭・根尾、藤原にスカウト高評価
阪神が6日、根尾昂内野手と藤原恭大外野手に熱視線を送った。球団幹部は根尾は「新庄みたい」、藤原は「今うちに入ってもトップクラス。10年ぐらいレギュラーを張れるんじゃないですか」と絶賛。今秋ドラフトでの重要補強ポイントとなっている、高校生野手の逸材にほれ直した。
虎首脳、大阪桐蔭二枚看板にホレ直した 根尾は「新庄」藤原は「10年レギュラー」