佐々木、奥川を引くのはどこだ!ドラフト4球団以上競合に強い球団調べてみた
17日に迫ったプロ野球ドラフト会議。複数球団の1位指名が予想される佐々木(大船渡)、奥川(星稜)を引き当てるのはどの球団か。4球団以上競合した年の戦績を調べてみた。(敬称略)
公開日:2019.10.16
【5位タイ】ロッテ10回中2回 90年8球団競合の小池秀郎は引き当てるも入団拒否
本項ではカウントされないが、ロッテは18年に3球団競合の藤原恭大を引き当て“4球団以上競合界”のAクラスを死守した。しかし、90年には辛い思い出も…。前年の野茂に続いて8球団競合となった小池秀郎の交渉権を引き当てたがつれなく門前払い。先日他界した金田正一監督(当時)の情熱的なアタックも実らず入団拒否されてしまった。
【5位タイ】阪神15回中3回 引き弱の印象も意外?率も回数もセ・トップ
くじ引きに弱いというイメージのある阪神だが、4球団以上なら結果は悪くない。17の清宮を外して順位は後退したものの、率も回数も依然セ・リーグではトップ。しかも79年の岡田、12年の藤浪と大物ぞろいだ(藤浪は今後への期待込み)。さあ今年はどうなる?
阪神78年には4球団競合の末、江川卓を引き当てていた!(※巨人はドラフト会議をボイコット)
阪神のドラフトで忘れちゃいけないのが78年の江川。「空白の1日」でボイコットした巨人を尻目に4球団競合の末、指名権を獲得した。コミッショナーの介入で翌年のキャンプイン直前、巨人にトレードとなったが、エース小林繁を獲得するという悪くない“商談”だった。ちなみに江川の阪神時代の背番号は「3」。